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「ディスプレイ感覚」で楽しい空間を

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書棚のディスプレイ

次は書棚の収納についてお話しましょう。本に携わることが本業ですので、ここ私自身をディスプレイするようなスペース。本はできるだけ心して、書棚に並べたと考えています。

出版・書店用語で「面職」という言葉があるのをご存じですか。
これは面を陳列するという意味で、面とは表紙を指します。表紙が見えるように棚にディスプレイすることが「面陳」です。

私の書棚はスライド式で、動く部分が縦に六段あります。そこが私の面陳スペース。花関係の書籍だけを並べて、中央段には花の絵の額縁を並べるディスプレイのパターンがお気に入り。けれど、時々好きな作家の書籍を並べたり、ファッション雑誌を並べたり、絵本を並べたりして書棚をインテリアのスペースとしています。

ハウスクリーニングの業者さんもインテリアにはとっても興味があるのです!

ちなみに業界用語で、背表紙を向けて棚にさしておくのを、「棚ざし」と言います。本の縦のサイズをあわせると、この棚ざしもきれいにデイスプレイされます。
単に収めてしまうのではなく、ものを棚に置いて”飾る””魅せる”という感覚を持つとあなたのセンスのよさが際立ってきます。

クローゼットは”四色ディスプレイ”を!


クローゼットの中は”もっともあなたらしさ”が光る場所と言えるかもしれません。そんな見えない場所であるクローゼットもきちんと整理して、ふだんのオシャレに磨きがかかるようにしたいものです。
私はここを、四つの色でスペース分けしています。

参考までにお話ししますが、出版・印刷用語に「四色」という言葉があります。この「四色」といえば、本のカラーページを示します。
青色・黒色・黄色・赤色の計四色。この四色のインクの色を組み合わせることで、どんな色でもつくり出すことができます。

と、何もここで色の勉強というわけではありません。
クローゼットにハンガーを並べるのに、この四色を頭でイメージしていくと、見やすく取り出しやすい収納ができると提案したいのです。
たとえば、ブラウス、スーツがもしピンク色なら、赤色系の洋服の近くに置くようにします。グレーのジャケット、パンツなら黒色系の近くに。また、カーディガンやスカートがクリーム色なら黄色系の場所に置けばいいのです。
このようにして、色で区別して定位置に決めておくと、収納するのも、また服を取り出すのもらくらく簡単にできます。ちなみに白色は、どの色のそばでもかまいません。

朝の忙しいひとときを思い出してください。もう家を出ないといけない時間が迫っています。こんな時ほど「あのスカートはどこにしまったっけ?」「この色のブラウスなら、あのジャケットと合わせたいのに全然見つからない」という経験はありませんか?
色で区別しておけば、こんな時、探し物を見つける時間を大幅に短縮することが可能なのです。
もし「私は、ブラウスだけを並べたい!」と思う方がいらっしゃれば、それもあなたの気づきのひとつですから、自由に置いていただいてもちろん結構です。”使いやすさ”が一番重要ですから、並べるのに決まりはありません。

自分が一番収納しやすくて、取り出しやすい方法を知れば、あなたはもう整理・収納の上級者です!

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